2016年4月17日から運行開始した西武鉄道の観光電車「52席の至福」をご存知ですか?
運行開始からずっと満席状態で、予約が取れない大人気のレストラン列車です。52席全席指定のレストラン車両で、秩父の贅沢日帰り旅行が楽しめます。
秩父に行くならぜひ乗ってみたい西武鉄道「52席の至福」について、出発駅・停車駅、運行ダイヤ、口コミなど詳しくまとめました!
西武鉄道「52席の至福」の車内や料理を詳しく知りたい!
レストラン列車「52席の至福」の車内は、全席がレストランのようにテーブル席になっています。
ちなみに、予約は1組2名~4名まで。
全席指定席なので、相席などなくゆっくり乗ることができますが、座席の位置指定はできないので、どの席になるかは行ってからのお楽しみのようです。
木目調で落ち着いていて、大人っぽいシンプルな車内ですよね。
残念ながら、おひとりさまの1名予約はできないようです。
■お料理はどんな感じ?
埼玉県内や秩父の食材を中心に使用したコース料理が楽しめます。
こちらは、「至福の12種類の前菜」だそうです。
どちらかというと和風にまとめられた感じですかね。
他には、鶏団子と蛤のスープやメイン料理の和牛のポトフ、パン、ビュッフェスタイルのデザート、食後のお飲み物など。
ボリューム的には、女性なら十分にお腹いっぱいになる量みたいです。男性にはちょっと少なめという口コミがありました。
でも、秩父についてからご当地グルメを楽しみたい人には、丁度良い量かもしれませんね。
■アルコールは飲めるの?
52席の至福ではアルコールは有料で飲むことができます。
ビールから日本酒、ワイン、ウイスキーなどから選べます。
特に、秩父産のものにこだわっているようで、日本酒なら秩父錦や武甲正宗、赤ワインなら秩父ルージュなどが置いてあるようです。
「52席の至福」運行区間(出発・停車駅)・ダイヤ・運賃は?
レストラン列車52席の至福は、1日1往復のみの臨時列車です。
秩父間の運行は、基本的に土日と祝日のみ限定。
運行日によって、池袋発・西武秩父駅間か、西武新宿発・西部秩父駅間かのどちらかになります。
往路であれば「ブランチコース」、復路であれば「ディナーコース」となり、どちらかを選択します。
■運行区間(出発・停車駅)・運行ダイヤ(運行日によって変更あり)
①ブランチコース(往路)
・池袋駅(10:50頃出発)→芦ヶ久保駅(30分停車)→西部秩父駅(14:00頃着)
・西部新宿駅(10:45頃出発)→西部秩父駅(14:00頃停車)
※池袋駅発のブランチコースだけ、芦ヶ久保で30分停車してくれるみたいです。車内から出て、記念写真が撮れますね♪
②ディナーコース(復路)
・西武秩父駅(17:40頃出発)→池袋駅(20:00頃着)
・西武秩父駅(17:40頃出発)→西武新宿駅(20:00頃着)
※ブランチコースに比べて、ディナーコースの方が乗車時間が短めですね。夜は風景を楽しむことは難しいので、まさに、その日のディナーとして活用するといった雰囲気でしょうか。
52席の至福の運賃は?
・ブランチコース:10,000円
・ディナーコース:15,000円
※小学生以下の子供も乗ることができるのですが、料金は大人と同じ料金設定になってます。
これだけ見ると、とても高いように感じますが、秩父でご当地グルメを食べても結構なお値段になると思えば、有名シェフ監修の豪華料理が食べられて、非日常の空間が味わえるなら記念になるし良いかも。
ゆったり秩父に到着!西武秩父駅の周辺観光はどうする?
西武秩父駅に着いた時点で、すでに14時。
そんなに遠くまでは行けないので、ゆっくり周辺を散策してみるのがおすすめ。
■レトロな市街をぶらり旅
西武秩父駅で停車した「52席の至福」に別れを告げて、秩父市内をぶらりと歩けば、レトロな建物に出会えるお散歩旅を満喫。
秩父神社に続く商店街には、こだわりの手打ちそばや焼きたてベーグル、お総菜屋さんなど、懐かしい街並みが迎えてくれます。
■秩父神社でパワーをいただく
歴史ある秩父神社は、パワースポットとしても人気。
町の中を散策しながら徒歩で行くことができます。
日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎作の「子宝・子育ての虎」、「つなぎの龍」、「北辰の梟」など、ここでしか見られない名作に感動すること間違いなし!
いかがでしたか?西武鉄道レストラン観光列車「52席の至福」で行く秩父日帰り旅行。
たまには忙しい毎日から離れて、都心から3時間の贅沢な列車旅を味わってみませんか。