夕方になると決まってグズグズ始まって、泣き止まない赤ちゃん…
夕食の支度をしたいのに、これじゃ何もできない。
「ママだって泣きたいよ~」って悩んでしまいますよね。
この「黄昏泣き」と呼ばれる現象について原因や対策をご紹介します。
生後2~3ケ月に多い「黄昏泣き」とは?
生後2~3ヶ月ごろになると、決まって夕方に赤ちゃんが泣き止まなくなる「黄昏泣き」または「夕暮れ泣き」があります。
この黄昏泣きは、1~2時間ずっと泣き続けますが、そのほかの時間は機嫌が良くて、食欲もあるので、病気の心配はなく成長過程だと思えば大丈夫です。
■黄昏泣きの原因は?
黄昏泣きの原因としては、赤ちゃんが単純に1日の疲れが出て眠いことや、だんだん周囲が暗くなるのが怖い、夕方にママが家事で忙しそうで寂しいなどがあります。
生後4~5ヶ月ごろになると黄昏泣きは少なくなってくるので、無駄にイライラせずに、1か月くらいは仕方ないものとザックリとらえると楽になるかもしれません。
■先回りして上手に防ぐ!黄昏泣きの対策は?
黄昏泣きのはっきりとした原因はわかりません。
だから、抱っこしてもあやしても、結局最後まで泣き止んでくれないこともあります。
でも、赤ちゃんは寝る前に余ったパワーを使い切るためにギャン泣きする傾向があります。
そこで、夕方にうまく眠りにつけるように、午後はお散歩に出掛けて、外の空気や風の香り、鳥の声など五感に刺激を与えてエネルギーを消費させてあげると効果的です。
雨の日など出掛けられない場合は、ボディマッサージで皮膚刺激を与えてあげると、夕方はすんなり寝てくれる場合が多いです。
泣き止むかも!?赤ちゃんが眠くなる簡単マッサージ♪
■「の」の字マッサージ
赤ちゃんの便秘解消にも役立つ「の」の字マッサージですが、お腹をやさしくさすってあげる感覚で落ち着くのか、泣き止んでくれ赤ちゃんが多いみたいです。
■抱っこしながら眉毛マッサージ
赤ちゃんの眠りのツボは眉毛にあると言われています。
お母さんの人差し指の腹で、赤ちゃんの眉毛を優しくなぞるようにスーッと滑らせてマッサージしてあげます。これで不思議とスヤスヤ寝てしまう子が多いです。
■足の裏の土踏まずマッサージ
足の裏の土踏まずの部分を、お母さんの親指で軽くギュッギュッと押すようにマッサージしてあげます。
足の血行が良くなって、頭の興奮が落ち着くので徐々に眠たくなってきます。
足の裏の他にも、足の指を軽くつまんでみたり、足全体をさするように優しくマッサージするとさらに効果的です。
赤ちゃんによってお気に入りのマッサージがあると思うので、いろいろな方法を試しながら赤ちゃんの表情を確認して、お母さんと赤ちゃんだけのお気に入り方法を見つけてみてください。
生後3か月の赤ちゃんに多い「黄昏泣き」。多くのお母さんが経験してみんな苦労した経験あり。泣き止まないのはお母さんのせいではないので、成長過程だと思って広い気持ちで向き合いましょう!