初めての妊娠で、何から何まであたふた。
無事に5ヶ月目を迎えて、初めての安産祈願も体験してきました。
▼安産祈願の本番!当日の体験談はこちら
産泰神社で安産祈願【駐車場・料金・お守りは?】
安産祈願を行うにあたり、まず「料金ってどんな感じなの?」、「え?初穂料ってなに?」というところからスタート。
初めて聞く「初穂料(はつほりょう)」という言葉。読み方すら知らなかった私ですが、のし袋をせっせとこさえた準備体験を記録しておこうと思います。
安産祈願の「のし袋」は紅白の水引で蝶結び!
「安産祈願 のし袋」でネット検索したところ、のし袋は紅白の水引で蝶結びということが判明。
水引には色々種類があり、蝶結びは「何度あっても良い」という意味合いで、一般的な慶事に使うらしい。そんなことすら知らない私。
ということは、安産祈願だけでなくお礼参りやお宮参りのときも、こののし袋を使えば良いと言うことですね。今後にも役立つ勉強になりました。
ちなみに、紅白の水引でも結婚式などに使う「結び切り」という種類は、「繰り返すことがないように」という意味合いがあります。
安産祈願では使わないように注意が必要です。
のし袋を買ってから中袋がないことに気づく
文房具屋でのし袋を買ってきて、いざ開けてみると、中袋がない!
これまでの私のネットリサーチでは、中袋の書き方まで指導しているものが多かったので、「中袋がないけど大丈夫なのか!?」と再びあたふた・・・。
調べてみたところ、水引きが印刷タイプののし袋は中袋がないバージョンが多いそうです。
納める金額が数千円~1万円以下であれば、中袋がなくても問題ないそうなので、一見落着。
よく見ると、金額や住所を書く欄がすでにのし袋の裏面に印刷されていました。
中袋に書く項目はそこに記入して、お金はそのまま包みました。
■のし袋に入れるお金の方向は?
ちなみに、お金をのし袋に入れる方向は、のし袋の表面にお札の表が向くように。
お札の人物が上側に来るように入れます。
■のし袋の金額ってどう書くの?
普段からやり慣れていないことは、本当に何から何までわからないことだらけ。
確か、のし袋の金額って、普通に5,000円とか書かないよね・・・と思い出し、これまた漢字を検索することに。
・5千円の場合・・・金伍阡円
・1万円の場合・・・金壱萬円
どうして難しい漢字にしなければいけないのか・・・。普通に5千円と書けば良い気もしますが。
あとで知ったことですが、横書きで金額を書く場合は「金5,000円」と数字で書いても良いらしいです。
字が下手でも気持ちを込めて!表書きをいざ直筆で!
筆ペンは苦手だけど、安産の願いを込めて直筆でトライ。
他の紙に何度か試し書きをしましたが、結局失敗して、のし袋を2枚無駄にしました。
最終的には、3枚目にして「もうこれでいいや・・・」と諦め。
安産祈願に行く当日に、一緒に行った母親にのし袋を見せたところ、しばし絶句。
「まあ、気持ちが込められてて良いんじゃない!」と言われました^^
不格好でアンバランスな字だけど、安産の願いを込めて自分で書いたので良しとしました。
■水引の下は、名字だけでもOK
水引の下の欄には、夫婦の名字と名前を連名で書いても、名字だけでも良いそうです。
私の場合は、あまり下手な字を書きたくなかったので名字だけでとどめておきました。
最後の仕上げ!のし袋はふくさに入れて
せっかく用意したのし袋だから、結婚式に参列するときと同じく「ふくさ」に入れて持って行くことにしました。
紫色のふくさは、安産祈願をはじめ結婚式などの慶事でも持って行けるし、お葬式などの弔事でも使える慶弔両用タイプです。
安産祈願やお宮参りであれば、花模様の入ったピンク色や赤色など、明るい色のふくさでもOKみたいです。
安産祈願当日。周りのみんなはどうしてた?
私が行った安産祈願の神社は、昔からかなり有名で、日曜日の戌の日ともなるとかなり混雑する神社でした。
祈祷受付所には安産祈願を申し込む人でいっぱい。対応する巫女の方も、忙しそうでした。
ふと回りを見てみると、普通にお財布から1000円を5枚取り出して渡す人もいて、なんだか肩透かし・・・。
私の番になり、ふくさからのし袋を取り出し「こちらでお願い致します」と手渡すと、巫女の方から「ご丁寧にありがとうございます」と言ってもらえました。
もしかしたら、混んでいる神社の場合、のし袋で手渡すことは逆に手間をかけてしまったのかもしれません。
でも、混雑しているなかでも丁寧な対応をしてもらえたので、この神社を選んで良かったなと思いました。
おわりに
初めての安産祈願を終えてみて、結局の所、「のし袋あり・なし」どちらが良かったのかモヤモヤ。
でも、せっせとのし袋を準備することで改めて、「お腹に赤ちゃんがいるんだな・・・」という実感と、無事に安産できることへの願いが深まり大事な思い出になりました。
ちなみに、神社によっては、初穂料を献上台などに乗せて祭壇に納める場合もあるそうなので、のし袋に入れて持って行った方が何かと無難かと思います。