片頭痛予防に有効で、最近では、発毛効果で話題の「フィーバーフュー」。
ヨーロッパの伝統ハーブであるフィーバーフューのサプリメントは、無作為比較試験による片頭痛予防の研究でも、その有効性が認めらるほど、実力のあるサプリなんです。
ここでは、フィーバーフューについて、頭痛や発毛に関する効果と副作用、サプリメントやハーブティなど効果的な飲み方についてご紹介します!
フィーバーフューとは?
日本の和名は「ナツシロギク(夏白菊)」と言って、キク科の多年草です。
かわいいお花が咲くので、園芸用の品種がたくさんあって、観賞用としても売られる薬用植物なんです。
お料理に菊が添えられているように、フィーバーフューも生で食べることができるんだとか。
でも、かなり苦くて、口や胃腸の粘膜に刺激的らしいので、やめておいた方が無難かも。
■フィーバーフューの成分「パルテノライド」が話題!
フィーバーフューの葉には、強い香りを持つ「パルテノライド」という芳香成分が含まれています。
この成分が、偏頭痛予防や発毛効果をもたらすために、フィーバーフューを一躍有名にしました。
パルテノライドは、抗炎症作用と強い殺菌作用があると言われています。
どうして効くの?フィーバーフューの片頭痛予防効果
片頭痛を引き起こす原因の一つが、「頭部の血管の拡張と炎症」と考えられています。
緊張やストレスなど、脳が刺激を感じると、頭部の血管をギュッと収縮させる「セロトニン」が大量に放出されます。
時間がたってセロトニンが分解されて、その量が減ったときに、収縮させられていた血管は一気に拡張して、炎症とともに頭痛を引き起こすんだそうです。
■「パルテノライド」がセロトニンを調節して頭痛ブロック!
フィーバーフューの芳香成分である「パルテノライド」には、セロトニンの大量放出を抑制する働きがあるとされます。
セロトニンの過剰な放出が抑えられれば、頭部の血管の収縮反応を緩和させることができて、片頭痛のきっかけ作りをストップすることができるというわけです。
フィーバーフューが発毛に効果があるのはどうして?
額のM字はげや、頭頂部の薄毛など、男性特有の男性型脱毛症の原因は「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンが深く関わっているとされています。
その男性ホルモンを生成するのが、タンパク質複合体の「NF-κB(エヌエフ・カッパー・ビー)」。
「NF-κB」の量が多くて、活発に働いてしまうと、男性の薄毛が進行してしまうわけです。
そこで救世主的に登場するのが、フィーバーフューの「パルテノライド」です。
パルテノライドは、NF-κBに結びつく特徴があって、その働きを抑制すると考えられています。
だから、フィーバーフューのパルテノライドを配合した発毛剤が、今とっても話題なんですね。
■フィーバーフューの副作用は?
フィーバーフューの副作用は、健常な場合には特にないとされていますが、一部、子宮収縮作用があるとも考えられているので、特に妊婦さんは控えた方が良いかもしれませんね。
また、パルテノライドには血液凝固作用を阻害する働きもあるそうです。
血管の血栓や梗塞などの治療に、ワーファリンなどを服用している場合は、薬効が強く出過ぎる可能性もあるので要注意です。
フィーバーフューサプリメントの効果的な飲み方は?
■片頭痛予防としての1日の摂取目安量は?
頭痛対策でフィーバーフューを摂取する場合、1日の摂取目安量は100gだそうです。
しかし、大事なのは、有効成分である「パルテノライド」の量です。
パルテノライド量で換算した場合、1日15㎎くらいが摂取目安量みたいなので、サプリメントを購入する際は、よく確認してみてください。
■発毛効果を得るにはどのくらいの量が必要?
大阪大学の研究では、0.8%のパルテノライドを含む320㎎カプセルを1回2錠、1日3回飲む必要があるらしいです。
しかし、この摂取目安量は、現在も研究継続中らしく、はっきりと効果が出る量は決まってないみたいですね。
フィーバーフューはハーブティでも飲めます!
爽やかなハーブの香りとちょっとの苦みがあります。
カモミールやラベンダーなど、鎮痛作用のあるハーブをブレンドすれば片頭痛予防にさらに効果的だし、レモンバームやオレンジピールなどを入れれば、飲みやすい味になって美味しいですよ。
楽天やアマゾンで手頃に購入できます。
片頭痛や発毛効果で話題の「フィーバーフュー」。サプリやハーブティーなど、あなた好みの方法でお試ししてみてはいかがですか?