アフラックのCMでやってる「がんになっても入れるがん保険」とは?
櫻井翔さんや雨上がり決死隊の宮迫さんのCMで最近よく見る保険は、正式名称を「生きるためのがん保険 寄り添うDays」といいます。
2016年3月22日に発売されたばかりのアフラックの新商品みたいですが、どんな保険なのか気になったので、詳しくまとめてみました。
がんになっても入れるがん保険はアフラックだけ?
がん経験者が入れるがん保険って、あまり今まで聞いたことがないですよね?
これってアフラックが国内で初めて発売したのか気になって調べてみたら、実は、アメリカンホームダイレクトにも、がんになった人でも入りやすい保険として「みんなのほすピタる 応援隊 緩和告知型ガン保険」というのがありました。
でもその補償内容は、がんと診断されて入院した場合に、一時金が50万円~100万円支払われるという一時給付金に絞った保障内容のみだったんですね。
今回発売されたアフラックの「生きるためのがん保険 寄り添うDays」は、入院や通院保障、手術や放射線治療までの手厚い保障内容で、尚且つ、がん経験者が加入できるがん保険という内容です。
これは、生命保険業界では初めてのことらしいです。
「がんになっても」とは「がん治療終了5年以上」が必須
アフラックの「生きるためのがん保険 寄り添うDays」は、がんになっても入れる画期的な保険だと思うのですが、加入するためには所定の条件があります。
CMではあまり詳しく紹介されてないから、がんの再発が不安な方が気軽に入れる保険かなと思ったのですが、一応、そのがん治療が落ち着いて、最後に治療や投薬を受けてから「5年以上経過」していないと入れないみたいです。
加入できる年齢は、満20~満85歳までの方というのが前提。
他にも、がんの再発に対する検査や診察を受けているかどうか、特定の病気に罹患していないかどうかなど、健康状態をチェックする質問項目が全部で6つ決められています。
アフラック「生きるためのがん保険 寄り添うDays」の保障内容は?
■入院給付金5000円コースと10000円コースがある
生きるためのがん保険 寄り添うDaysには、加入コースが二つあって、入院や通院でそれぞれ1日つき5000円または1万円が給付されるコースから選ぶようになっています。
がんの手術や放射線治療を受けた場合も、コースによってそれぞれ10万円または20万円が給付されるみたいです。
他にも「抗がん剤特約」や「先進医療特約」をつけることで、さらに手厚い保障内容にすることもできます。
■保険料はどのくらい?
保険料の払い込み期間は「終身」で、解約払い戻し金がない掛け捨てタイプです。
給付金のコースごとに、契約した時の年齢と性別に応じて保険料が変わるのですが、最後までずっと契約時の保険料のまま定額でいいみたいですね(特約はのぞく)。
例えば、50歳の男性の場合、給付金5000円コースだと毎月3,300円、1万円コースだと毎月6,600円の保険料になっていました。
ちなみに、寄り添うDaysのようながん経験者専用のがん保険でなく、アフラックの普通のがん保険「生きるためのがん保険Days」だと、保険料は50歳男性で入院給付金5000円コースだと4,640円、1万円コースだと6,990円でした。
「寄り添うDaysの方が保険料安いの??」って一瞬思いましたが、保障内容を見て納得。
普通のがん保険は、がんになったときに一時金として100万円受け取れるけど、がん経験者のがん保険「寄り添うDays」には一時金みたいな保障内容は設定されていないんですね。
やはり、普通のがん保険に比べて、保障内容と保険料のバランス的に考えると、保険料の割高感が否めませんが、がんを経験した人だからわかる経済的不安を考えると、検討してみたい保険の一つかもしれませんね。