ウエストを細くする方法として、最初に思いつくのがベーシックな「腹筋運動」。
でも実は、普通の腹筋運動で鍛えられるのは上腹部の腹筋だけで、お腹をペタンコにする下腹部や、ウエストを細くする側腹部の腹筋にはあまり効果がないんだそうです。
そこで今回、ウエストのダイエットをするならぜひ取り入れたい「効果的な腹筋運動の方法」を詳しくご紹介します!
意味ない!?普通の腹筋運動で鍛えられるのはココだけ・・・
膝を立てた状態で上半身を起こすベーシックな腹筋運動(シットアップ)で鍛えられるのは、主に、おへそより上でお腹の真ん中にある「腹直筋上部」です。
腹筋を割りたい男性なら積極的に鍛えたい部分ですが、ウエストを細くしたり、手でつまめるお腹のお肉をスッキリさせたい女性にとっては、この腹筋運動だけではなかなかウエストが細くなってくれません・・・。
女性のウエストダイエットで鍛えるべき腹筋はこの3つ!
①腹直筋下部
お腹の一番表層にあって、中心を通る大きな筋肉。その中でも、おへそより下の腹直筋を「腹直筋下部」と呼びます。座ったときに気になる三段腹をスッキリ引っ込めるなら、この筋肉を鍛えます。
②腹斜筋
お腹を横から包み込む筋肉で、正確には外腹斜筋と内腹斜筋の2種類で構成されています。主に体幹をねじる時に使う筋肉です。腹斜筋を鍛えると、ウエストを細く引き締めてくれます。
③腹横筋
お腹の最も深層にある筋肉で、お腹を全体的に覆うコルセットのような役割をしています。腹横筋を鍛えることで、背中の脇肉も含めてウエスト全体が絞れたペタンコ腹になれます。
それでは、これら3つの筋肉に合わせた効果的な腹筋運動をご紹介していきます!
ウエストダイエットに!効果的な腹筋運動方法3パターン
1.下っ腹を引き締めるレッグレイズ(腹直筋下部)
①仰向けに寝て、両足を伸ばします
②足を伸ばしたまま、直角までゆっくり持ち上げます
③そのまま足を床にゆっくり下ろします
④30回を目標に足の上下運動を繰り返します
2.ウエストを細くするツイストクランチ(腹斜筋)
①仰向けに寝て、両手を頭の後ろで組みます
②右足を伸ばした状態で床からわずかに浮かせます
③左膝を直角まで曲げるように持ち上げながら、上半身を起こして捻り、右肘と左膝をつけます
④上半身と左足をゆっくり床に戻します
⑤足を入れ替え、左右交互に20回くり返します
3.ペタンコ腹をつくるドローイング(腹横筋)
①うつ伏せの状態から膝を伸ばして、前腕とつま先だけを床につけて、前腕で支える腕立て伏せのような形で身体を支えます
②そのまま、おへそをキューッと引っ込めるようにお腹をへこませます。お腹を目で見ながら、背中とお腹がくっつくようなイメージで収縮させます
③息を止めずに5回繰り返し、最後の1回はお腹をへこませたまま30秒キープします
最後は筋肉痛予防のために、うつぶせの状態から両手をついて肘を伸ばし、上半身を反らせて腹筋をストレッチするようにしましょう。
まとめ
短期間のウエストダイエットに効果的な女性向けの腹筋運動をご紹介しました。
鍛えたい筋肉を集中的にトレーニングすることで、普通の腹筋を必死に100回するよりも効果を実感できると思います!
ぜひ、取り入れてみてください♪