髪の毛の静電気どうにかしたい!発生原因と今すぐ除去する方法

ヘアスタイル

乾燥する季節になると悩ましい「髪の毛の静電気」

外出先で髪がパ~ッと広がりまくり、もう収拾が付かない状態になると、かなり厄介ですよね。

でも不思議なもので、髪の毛の静電気って毎日起こるわけでもなく、「今日は静電気が起きやすい日」というように、静電気が起きる日と起きない日があると思いませんか?

実は、静電気が起きやすい状況を、自分で作ってしまっている可能性があるんです。

そこで今回、髪の毛の静電気が起きてしまう原因と、今すぐ除去する方法をご紹介します!

 

髪の毛の静電気が発生する原因とは?

■静電気が起きやすい服装(コーデ)をしてしまっている!

人は常に、衣服など物に触れた状態で動くため、その摩擦によって静電気を発生させています。

特に、温かくて冬場に重宝する化学繊維(アクリル、ポリエステル、ポリウレタンなど)でできた服は、保湿力が低く、静電気を含みやすい性質があります。

さらにもっと重要なのが、重ね着をする「服の組み合わせ」です。

服の素材である繊維は、プラスとマイナスのどちらかの電気を帯びやすい性質があります。

マイナス同士、またはプラス同士の繊維の組み合わせ(重ね着)であれば静電気は起こりません。さらに、プラスとマイナスが同等で中和状態であれば、こちらも静電気が起こりにくいといえます。

しかし、プラスとマイナスがかけ離れた繊維の組み合わせは(ウールのセーターに、ポリエステルのフリースを重ね着するなど)、非常に静電気が起こりやすいコーデになります。

ポリエステル(-)のフリースを着るなら、アクリル(-)のセーターを着れば、静電気を抑えられます。

ちなみに、髪の毛は、プラスの最たるもの。

アクリル(-)やポリエステル(-)でできたマフラーと、髪の毛(+)の相性は最悪。静電気バチバチです。

■空気が乾燥すると静電気が身体に溜まる

湿度が高ければ、体から静電気を空気中に逃がすことができるのですが、湿度が低いと逃げにくく、体にどんどん静電気が溜まるようになります。

そのため、空気が乾燥していて、さらに汗もかきにくい冬は、静電気を体に溜め込みやすくなるんです。

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■髪の先端から静電気を逃がそうとする

静電気の性質として、先の尖ったものに向かって放電しようとする特徴があります。

そのため、髪の毛のような細くて先端があるものから、どんどん静電気を逃がそうとします。

さらに、静電気をたくさん含んだ髪の毛一本一本の電気が反発し合い、パーーーっと見事に広がるわけです。

ということで、髪の毛の静電気が起きる原因は、空気の乾燥に加えて、その日の服装が大きく関係しているといえます。

 

今すぐできる!髪の毛の静電気を除去する方法とは?

■髪の毛や衣類の表面を少しだけ水で濡らす

髪の毛の静電気をすぐに除去する一番手っ取り早い方法は、水で濡らすこと。

髪の毛だけでなく、髪の毛周辺の衣類を、手でサッと濡らすことで静電気が空気中に逃げやすくなります。

でも効果は一時的で、水分が乾いてしまうとまた静電気が起こることも。

■髪の毛をまとめる、しばる

髪の先端部分を使って逃げ出そうとする静電気を抑えるには、髪をまとめてしまうのも効果的です。

髪を輪ゴムでしばったり、まとめたりすることで、湿気も含みやすくなり、静電気が起きにくくなります。

■化学繊維のマフラーをしていたら外す

前述したように、髪の毛と化学繊維の摩擦は、静電気が発生しやすいとされます。

マフラーやスヌード、ストールなどの成分表示を見て、化学繊維が含まれていたら外してみるのもアリ。

静電気防止対策としてやっておくべきこととは?

■柔軟剤を活用する

重ね着や摩擦で起こる静電気を少しでも抑えるなら、洗濯するときの柔軟剤が便利です!

柔軟剤には、繊維の摩擦を減らす成分と、空気中の水分を衣類に吸い寄せて静電気を逃がしやすくする成分が配合されているので、静電気の防止対策にはかなり有効とされています。

■ヘアウォータースプレーを常備する

ダメージヘア用のウォータースプレーやミストをバッグの中に常備しておくと、外出先でも手軽にシュッと髪に吹きかけて静電気を除去することができます。特に、椿油などが配合されたオイル入りのウォーターヘアスプレーであれば、髪の毛の乾燥が長時間抑えられるのでおすすめです。

冬場に最適な髪の乾燥対策に関しては、「髪のパサパサが3日で改善!おすすめの乾燥対策トリートメントは?」でも詳しくご紹介しています!

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