ちょっと聞き慣れない「マグロのはらも」。
でもこれが、安いのに意外と美味しいんですよ!
閉店間際に行った近所のスーパーで、マグロのはらもが柵売りで1000円、しかも半額に値引きされていたので迷わずゲット。
どんなレシピにしようか迷いましたが、素直にお刺身状にカットして鉄火丼にすることに…。
切るのがちょっと面倒なマグロのハラモ。
でも切り方をマスターしちゃえば、安い値段で美味しいマグロが食べられるので、ちょこっとご紹介します。
そもそも、マグロの「はらも」ってなんだ?
っていうか、マグロのハラモってなに?という方に、簡単にご説明します。
マグロのハラモは、別名「ハラミ」とか「ハラス」とも呼ばれる場所で、マグロのお腹の部分ですね。
本マグロだと「大トロ」にあたる部分なので、基本的には脂がのっていて、味わい深いのが特徴です。
でも、安いのには理由があって、マグロのお腹の部分だから、内側にべっとりと薄皮がついているんですよね。
内臓側にある薄皮だと思うのですが、刺身にする場合は、それを自分できれいに剥がす必要があります。
さらに、あばら骨的な骨がくっついている場合があるので、その骨もとります。
今回のマグロのハラモには骨はついてなかったので、ラッキー♪
それでは、マグロのはらもレシピ「鉄火丼」に挑戦!
こんな感じで、内側には白い薄皮がくっついたままです。
これを、よく切れる包丁でそぐようにして剥がしていきます。
写真の右側(細い方)から、薄皮とマグロの身の間に包丁を入れて、少しずつ剥がせばOK。
一度で全部剥がそうと頑張ると失敗するので、何度も軌道修正しながら少しずつ剥がしていけば大丈夫です。
剥がし終わると、こんな感じになります。
ガタガタだけど、プロが使うような包丁でもないし、自分で食べるのだから気にしない♪
ここから、お刺身の要領で、包丁を寝かす感じで斜めにそぎ切り?していきます。
このとき、ハラモのスジがたくさんあるので、スジを分断していくように切るのがポイントです。
包丁の切り目が、スジと「×」をつくる、クロスになるように切っていきます。
間違っても、筋に沿って切らないように…食べにくいです。
そして、最終的には、こんなにたくさんのお刺身が出来上がりました♪
赤身からトロっぽい部分まで楽しめて、とっても美味しそうです。
そして、今夜は炊きたてご飯と、すし酢を合わせて酢飯を作って、「まぐろのハラモの鉄火丼」にしてみました!
う~ん、盛り付けはイマイチだけど、豪快に鉄火丼が楽しめましたよ!美味しかった。ごちそうさまでした。
ちなみに、マグロのハラモの皮むきなどが面倒という方は、塩をかけて丸ごと焼いた塩焼きもおすすめです。
いかがでしたか?あまり普通のスーパーでは見かけない「マグロのハラモ」ですが、鮮魚系に強いスーパーなら時々見つけることができるかも。
マグロを大量に楽しめて、しかも値段も安いお得な「ハラモ」でお腹いっぱいになりましょう!