「妊娠中だから、風邪やインフルエンザは絶対に予防したい!」
私は妊娠6ヶ月を迎えようとしていますが、巷ではインフルエンザや風邪が大流行中です。
妊娠中は安易に薬も飲めないので、風邪やインフルエンザに絶対に罹患しないように、できる限りの予防対策はしていこうと決意。
ざっと数えてみたら7項目にもなりましたが、そのおかげか、今のところ体調は万全です。
ここでは、妊婦である私が実践している風邪・インフルエンザ予防対策を詳しくご紹介します!
ちなみに、風邪やインフルエンザはどのように感染するのか?
ウイルスや細菌など、病気の原因となる感染経路は主に4種類あります。
・空気感染
・飛沫感染
・接触感染
・経口感染
この中で、風邪やインフルエンザに関しては、飛沫感染と接触感染が原因と考えられています。
飛沫感染とは、ウイルスに罹患している人のくしゃみや咳に含まれる病原体が、口や鼻に入り込んで感染することです。
接触感染とは、ウイルスが含まれた唾液や鼻水が手に付いたまま、ドアノブやつり革などに触り、それを触った人の手を介して感染が広まることを言います。
感染経路を知っておくと、まずは「ウイルスを直接吸い込まない・手に留まらせない」ということが重要だとわかるので、具体的な対策が立てやすいと思います。
①まずは基本。うがい・手洗いを頻回にする
「帰ったら、うがい、手洗い!」
子供の頃からずっと言われているような超基本的なことですが、風邪やインフルエンザの感染経路から考えても、うがいと手洗いは非常に重要だというのがわかります。
たとえ、外出中に口や鼻の中にウイルスが侵入していたとしても、細胞内に入り込んでしまう前に洗い流しておけば感染を抑えられるらしいので、ここはスピード勝負です!
ちなみに私は、外出先から帰ったらすぐにメイクも落として洗顔もします。顔についたウイルスもキレイさっぱり洗っちゃいましょう!
②外出時は必ずマスクを着用
飛沫感染を防ぐために、妊婦さんにマスクは必須。
マスクは鼻の上から顎の下まで大きく広げて、なるべく顔との隙間ができないように覆い隠します。
これは最近知ったのですが、マスクの表面はウイルスが付着している可能性があるので、あまり手でベタベタ触ってはいけないそうです。
マスクを脱着するときは、耳にかける紐の部分だけを持って操作するのが基本らしいですね。
③旦那さんと使う食器を別にする
まるで愛が冷めた夫婦のような項目になってしまいましたが、厳密にとは言わず、できるだけ今はそうしています^^
旦那さんの仕事柄、職場で感染しやすいということもあり、なるべく、同じペットボトルから水を飲んだり、同じスプーンでアイスなどを分け合って食べたりするのをやめて、その都度、それぞれのコップやお皿に分けるようにしています。
これを実践したおかげか、2月上旬に旦那さんが体調を崩し、風邪と胃腸炎になってしまいましたが、家族内で感染することなく私はすこぶる健康でした^^
④寝るときは加湿器を使う
寝室は、家の中でも特に乾燥しやすいと言われています。
リビングなどは水を使う台所が近いことや、洗濯物を家干しすることで、乾燥が防ぎやすいとされますが、人の出入りが少ない寝室は乾燥しやすい。
しかも、ついつい口を開けたまま寝てしまったり、イビキをかいて口呼吸になったりすると、ダイレクトに喉が外気に触れてしまうので、「朝起きたら喉が痛い!」なんてことになりがちです。
さらに、インフルエンザウイルスは寒冷乾燥の環境を好むらしく、50~60%に加湿された部屋ではウイルスの感染力は低下するそうです。
そのため、寝ている間はずっと寝室で加湿器をつけています。
寝室用の加湿器は、手入れが簡単で清潔な「加熱式加湿器」。
価格も2,300円と安くて、卓上でも使えるやつです。加熱式なので、少し音がしますが慣れてしまえば眠れます。
▼加湿器の詳細記事はこちら→音が静かな加湿器が欲しい!どの種類を選ぶべき?
⑤早く寝る、足を温めて寝る
風邪やインフルエンザ予防の基本になるのが、「充分な睡眠」です。
「風邪は寝て治す」と言われるように、睡眠は免疫力をつくる源にもなるので、できるだけ早くベッドに入ってたっぷり寝るようにします。
夕飯を食べたらサッサとお風呂に入って、夜10時には寝る。それが無理そうな場合でも、「今日のうちには寝る」を目標に睡眠時間を確保するようにしています。
冬は布団が冷たくて寝入りが悪くなるので、カインズホームで購入したミニ湯たんぽをセッティングして寝るとぐっすりです♪
⑥妊婦も飲める乳酸菌サプリを飲む
乳酸菌は腸内で悪玉菌と戦い、免疫力を上げてくれる効果があります。
免疫力が上がることで、体内に侵入した風邪やインフルエンザの病原体を免疫細胞(ナチュラルキラー細胞)が撃退しやすくなり、結果的に乳酸菌で感染予防ができるというわけです。
「乳酸菌革命」は、1日2粒飲むだけでビフィズス菌、ガセリ菌、ラブレ菌などを含む16種類の乳酸菌が摂れて、その乳酸菌量は、ヨーグルト10個分(1000億個)にもなる人気のサプリメントです。
「妊娠中でも安心して飲める」と公式サイトにしっかり明記されていたので、妊娠2ヶ月目頃からずっと飲んでいます。
私の場合は、免疫力強化を目的に飲んでいますが、ついでに便秘改善にも役立つので一石二鳥です^^
⑦風門(ふうもん)を温める
まさに風の門と書く「風門(ふうもん)」と呼ばれるツボですが、東洋医学ではここから風邪を引きやすいと考えられています。
・風門の探し方:首を前に曲げたとき後ろにボコッと一番出っ張る首の骨から、2つ下の骨を探す。そこから指2本分外側にいった場所。
首が冷えると風邪を引きやすいとか、3つの首(首、手首、足首)を冷やすなとかよく言われますよね。
寒いなか外出するときは、タートルネックを着て、その上にマフラーをして首を冷やさないようにします。
安産祈願やちょっとした旅行など、長時間外出するときは、風門にホッカイロを貼っておけば万全です!
さらに、身体がゾクゾクして「なんだか風邪を引きそう・・・」と感じたときは、風門を指でギュッと5秒間押して刺激することで風邪の悪化予防にもなるのでおすすめです!
病は気から。絶対予防してやる!の気持ちで頑張ろう♪
妊娠中は免疫力が低下すると聞くし、妊婦さんは風邪やインフルエンザにかかりやすいのでは?と思いますが、実際はそんなに差が無いそうです。
それは、妊婦さんが自ら感染しないように、いつも以上に気をつけているのが要因でもあるんだとか。
ちょっとしたことでも不安になる妊婦生活。できるだけ健康に気をつけて、明るく乗り切っていきましょう!