女の子が生まれて初めて迎える桃の節句(3月3日)を初節句と呼びます。
赤ちゃんの健康を祈って、家族や親戚みんなでお祝いするのが一般的ですよね。
でも、なんせ初めてなもんで、お祝いを贈る側も、お返しをする側もマナーがよくわからないなんてことありませんか?
ここでは、3月3日を控えて初節句のお祝いを贈りたい、お返し方法を知りたいという方のために、気をつけるべきマナーをまとめました。
まずは、初節句マナー(贈る側編)からご紹介します!
初節句のお祝いを贈る側のマナーとは?
■ご祝儀を贈る場合
初節句にご祝儀を贈るのは、基本的には「自分が子どもの両親より目上の場合」とされています。
結婚式のご祝儀とは違って、誰もがお金を贈ればよいというわけではありませんのでご注意を。
初節句のご祝儀袋の書き方は?
<準備するご祝儀袋>
・水引:紅白蝶結び
・のし:あり
・表書き:「初節句御祝」、「御祝」、「初雛御祝」
<金額の目安>
5千円~1万円
■品物を持参する・送る場合
お友達や知人の子どもの初節句をお祝いする場合は、満1歳の記念品となるようなものや、少し成長した時に使える衣料品、おもちゃやお菓子などを贈るケースが多いです。
あまり値の張るものだと、お返しする側が困ってしまうこともあるので金額を考慮する必要があります。
お酒を飲むご両親なら、ラベルに日付と名前を入れたワインなども良いかもしれませんね。
初節句祝いのお返しマナーとは?
■ひな人形を贈られた場合のお返し
親や親戚など、お雛様を贈ってもらった場合には、お祝いをする席にご招待するのが基本のマナーです。
実家が遠くて呼べませんという場合には、縁起物である紅白のお菓子やお砂糖の詰め合わせなどをお返しするのが一般的です。
そのとき、「子供の写真入りで贈る」のが喜んでもらえるポイント!
ちなみに、お祝いの席に招待した場合はお返しの品は必要ないとされています。
■プレゼントをもらった場合のお返し
初節句のお返しは「内祝」
お返しを郵送する場合は、のし紙の表書きに「内祝」として、贈り主は「子どもの名前」で送ります。
箱の中に、お礼状を入れるとなお良し!
<準備する内祝いののし紙>
・水引:紅白の蝶結び
・表書き:「内祝」と子供の「名前」
<金額の目安>
もらった品の半額程度を目安に…
<贈る時期>
1か月以内に。
お返しの内祝い。こんなの嬉しいかも…
紅白で桜もようの今治タオル。
使い勝手も良くて、もらった方も嬉しいかもしれません。
2000円くらいで買えて、コスパが高いのも優秀!
初めてで戸惑ってしまう初節句のお祝いマナー。
子供の成長を祈る桃の初節句だから、失礼のないようそつなくこなしましょう!