前髪を自分で切ったところ、大失敗して後悔した経験ありませんか?
人気急上昇中の「斜め前髪」も、切るポイントを押さえておけば、意外と簡単にプロ並みの仕上がりにできちゃうんです。
ここでは、セルフカットでも失敗しない前髪の切り方のコツをご紹介します!
切るときは絶対に髪が乾いた状態で!
前髪を切る前の重要なポイントは、髪を乾かしておくこと。
濡れた髪の毛は根元が寝ている状態なので、生え際の立ち上がりが少なく、普段より長く伸びています。
濡らした状態で切ってしまうと、前髪が完全に乾いたときに予想以上に短くなってしまうんです。
プロの美容師さんはその誤差も計算しながら濡れた状態で切っているので問題ないのですが、不慣れな素人さんの場合は、髪が完全に乾いた状態のドライカットが基本。
ちなみに、お風呂上りにドライヤーで乾かした直後に切るのも危険!
髪の毛の湿気が完全に取り切れていないので、その時は上手に切れたと思っても、朝起きるとかなり短くなってしまうのでご注意を。
あか抜け前髪は「前髪の幅」で決まる!
自分で切ると、どうしても田舎くさくなってしまう原因が「前髪の幅が広すぎること」。
前髪の幅を両方の目尻までにしておくと、顔の幅がグッと狭く見えて小顔効果がアップします。
頭頂部と両目尻を囲んだ三角形を前髪だととらえて、それ以外はピンでサイドに固定した状態で切り始めます。
ハサミは縦に入れるのが鉄則!
プロはハサミを横に入れて切らないって知ってますか?
長さを揃えるためには、ザクッと横向きにハサミを入れて切りたくなりますが、そこはあえて縦入れで細かく切って微調整していくのがコツ。
横にハサミを入れてしまうとすべてが同じ厚みになり、おでこのラインに自然に沿うキレイな仕上がりになりません。
横入れで失敗した厚みを微調整するために、結局切りすぎてしまうという失敗の原因にもなるので要注意!
さあ、斜め前髪にトライしてみよう!
①最初から斜めに切らないのがコツ
まず最初は、まっすぐ切るときと同じように長さを揃えます。
このとき、完成予定の長さよりも若干長めにしておくのがポイント。
前髪の一部分を、「切ると決めた長さ」に切っておいて、それを基準にして、それ以上は切らないように注意しながら縦にハサミを入れて整えます。
②短い方の内側から切り始める
前髪を斜めに指で押さえるように固定して、短くなる方から切っていきます。
長くなる方から切ってしまうと、切りすぎたときに斜めの微調整がしにくくなるのでNG。
③長く残したい外側に向けて少しずつチョキチョキ
長く残したい方の外側に向けて、順々にハサミを縦に入れて細かく切っていきます。
「短い→長い」の切る順番を守るだけで、髪の毛の重力があいまって、とても自然なプロ級の仕上がりになるんです!
まとめ
失敗しない前髪の切り方・コツ、いかがでしたか?
一発勝負で無理やり完成させようとせず、出掛ける前のスタイリングで最終調整ができるくらいに余裕を持たせて切っておくことも失敗しないポイントです。
切り方のコツをつかんで、流行の眉上斜めバンクを成功させてくださいね♪